2007年 12月 27日
川崎大師 その2 |
年末詣
父親は毎年元旦に大師へ初詣に行っていた。小さいとき
は連れられて行きもしたが、大きくなると父親の持ち帰る
くず餅が元旦のおやつ。
そのくず餅を食べなくなったのは寂しいので、数年前から
自分で大師に行くことにした。正月の混雑を思うと二の足
を踏むので、年末27日(小生誕生日)に行くことが慣例と
なった。大師への初詣、それが年末。
正月の初詣は
<この一年健康で安泰で暮らせますように>
といった祈願、願掛けですが、年末に行くその目的は
<一年恙なく暮らせたこと>へ
の感謝。そして慣例をなぞることで父親を偲ぶ。
淀川長治は誕生日に人からのお祝いの誘いを遠慮して
いたそうです。誕生日には母親と二人で過ごし産んでも
らったことへの感謝をするため。
それに習って、自分の誕生日には大師で買ったくず餅を
母親の元へ届けます。
今年の12月27日 川崎大師「平間寺」
本殿の大提灯。大きな賽銭箱が3つもあり、その上に吊
り下がっている。下部を覗き込み、龍が掘られているの
に気がついたのが3年前。天井に描かれる龍は「八方睨
みの龍」という厄除けですが、川崎大師では提灯がその
役を担っている。
年末の大師だから閑散としている。27日は天気が良かっ
たので、これでも例年よりは賑わった。笑 数日後には身
動き取れない程に混むことを想像すると閑けさもまた有り
難く思う。
仏教様式とは違う無国籍風(東南アジア系)建物(昨日の
写真一枚目)は「交通安全祈祷殿」。川崎大師の境内裏手
にあった別棟ですが、今年見ると看板から名称が消され、
建物も閉鎖されていた。
そしてなんと、「東門前」に同じような建物がスケールアップ
されて移転しているのでビックリ。
大規模駐車場でもあるようですが・・・
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
父親は毎年元旦に大師へ初詣に行っていた。小さいとき
は連れられて行きもしたが、大きくなると父親の持ち帰る
くず餅が元旦のおやつ。
そのくず餅を食べなくなったのは寂しいので、数年前から
自分で大師に行くことにした。正月の混雑を思うと二の足
を踏むので、年末27日(小生誕生日)に行くことが慣例と
なった。大師への初詣、それが年末。
正月の初詣は
<この一年健康で安泰で暮らせますように>
といった祈願、願掛けですが、年末に行くその目的は
<一年恙なく暮らせたこと>へ
の感謝。そして慣例をなぞることで父親を偲ぶ。
淀川長治は誕生日に人からのお祝いの誘いを遠慮して
いたそうです。誕生日には母親と二人で過ごし産んでも
らったことへの感謝をするため。
それに習って、自分の誕生日には大師で買ったくず餅を
母親の元へ届けます。
今年の12月27日 川崎大師「平間寺」
本殿の大提灯。大きな賽銭箱が3つもあり、その上に吊
り下がっている。下部を覗き込み、龍が掘られているの
に気がついたのが3年前。天井に描かれる龍は「八方睨
みの龍」という厄除けですが、川崎大師では提灯がその
役を担っている。
年末の大師だから閑散としている。27日は天気が良かっ
たので、これでも例年よりは賑わった。笑 数日後には身
動き取れない程に混むことを想像すると閑けさもまた有り
難く思う。
仏教様式とは違う無国籍風(東南アジア系)建物(昨日の
写真一枚目)は「交通安全祈祷殿」。川崎大師の境内裏手
にあった別棟ですが、今年見ると看板から名称が消され、
建物も閉鎖されていた。
そしてなんと、「東門前」に同じような建物がスケールアップ
されて移転しているのでビックリ。
大規模駐車場でもあるようですが・・・
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
by arcdesign
| 2007-12-27 20:31
| 生活文化
|
Comments(3)
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by
市ちゃん
at 2007-12-29 11:10
x
懐かしい川崎大師。
子どもの頃過ごした川中島の家のすぐそばにありました。遊び場でした。
縁日(っていうのでしたっけ)には参拝客がワンサカワンサカ。近づいてはいけない-近所の子どもたちはその時期はそ知らぬ振りして遠まきで遊んでいた、そんな記憶があります。
その騒ぎがひと段落すると、境内に入って灯篭に腰掛けたり、砂利をかき集めて山にしたり、ちょうちんを眺めたり、鐘を突いたり・・。一度、お賽銭箱からはじきとんだ10円玉と5円玉、1円玉・・20円くらいだったかなー拾って帰って母に見せたらこっぴどく叱られ、母に連れられお詫びに行ったことがありました。母は30円足して賽銭箱に入れ「この子の悪さをお許しください。もう二度とさせません」と声に出して言っていました。
ものすごく悪いことをしたと思った小学2年の頃でした。
その後も川崎大師は私たちの遊び場で、くずもち屋さんの店先を覗くのが面白くて、じーっと眺めて歩いていました。あと、咳きり飴やさんってなかった?包丁でトントコトントコ切って売っているの。あれも、ジーっとみている子どもでした。昔は時間がゆっくり流れていたと思う。
子どもの頃過ごした川中島の家のすぐそばにありました。遊び場でした。
縁日(っていうのでしたっけ)には参拝客がワンサカワンサカ。近づいてはいけない-近所の子どもたちはその時期はそ知らぬ振りして遠まきで遊んでいた、そんな記憶があります。
その騒ぎがひと段落すると、境内に入って灯篭に腰掛けたり、砂利をかき集めて山にしたり、ちょうちんを眺めたり、鐘を突いたり・・。一度、お賽銭箱からはじきとんだ10円玉と5円玉、1円玉・・20円くらいだったかなー拾って帰って母に見せたらこっぴどく叱られ、母に連れられお詫びに行ったことがありました。母は30円足して賽銭箱に入れ「この子の悪さをお許しください。もう二度とさせません」と声に出して言っていました。
ものすごく悪いことをしたと思った小学2年の頃でした。
その後も川崎大師は私たちの遊び場で、くずもち屋さんの店先を覗くのが面白くて、じーっと眺めて歩いていました。あと、咳きり飴やさんってなかった?包丁でトントコトントコ切って売っているの。あれも、ジーっとみている子どもでした。昔は時間がゆっくり流れていたと思う。
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by
hosoya
at 2007-12-29 22:51
x
飴切りをマネキンロボットにしている店があるけど、あれだけは勘弁して欲しい。除夜の鐘突きをタイマーにする寺は許せるけどマネキン飴切りは許せない!
大師の周りって、行く度に別の側面を見付けることが出来るのだな。この度も懐かしい商店街を見付けてニヤッとした。(31日UP)
子供の頃の似たような思い出がある。最近のことは忘れるのにそれらは鮮明。やっぱり時間の流れの所為かいな。
大師の周りって、行く度に別の側面を見付けることが出来るのだな。この度も懐かしい商店街を見付けてニヤッとした。(31日UP)
子供の頃の似たような思い出がある。最近のことは忘れるのにそれらは鮮明。やっぱり時間の流れの所為かいな。
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by
市ちゃん
at 2007-12-30 01:41
x
んだ。