2012年 10月 14日
続 鶴ヶ峰 ① |
防人
和紙に書のような
我が行・・・ 峰延ほ・・・
万葉集 巻二十 防人の歌
服部於由「我が行の息衝くしかば足柄の峰延ほ雲と見とと偲ばね」
妻の返歌「わが夫を筑紫へ遣りてうつくしみ帯は解かななあやにかも寝も」
石にエッチングで刻んだ碑
夫は防人として筑紫郡(横浜市旭区)から九州沿岸の警備に出発。
私の旅が長いためにため息がでるように恋しく思う時は、
足柄山の峰にかかる雲を見て心を和らげなさい。
恋しく思うことは分かるが、あまり心配して身をこわすより
心を慰めながら無事に私の帰るのを待ちなさい。
私の夫を筑紫へ送り出すが、それが心配で心配でたまらないので、
夜も帯を解かずに、夢にも離れないようにと思いながら寝るようです。
防人の任期は三年。旅費や装備は自前で、任期終了後も楽には帰れず、
道端で餓死する者も多くいた。
防人の管轄に当たっていた大伴家持は歌を集め「万葉集」に収めた。
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
和紙に書のような
我が行・・・ 峰延ほ・・・
万葉集 巻二十 防人の歌
服部於由「我が行の息衝くしかば足柄の峰延ほ雲と見とと偲ばね」
妻の返歌「わが夫を筑紫へ遣りてうつくしみ帯は解かななあやにかも寝も」
石にエッチングで刻んだ碑
夫は防人として筑紫郡(横浜市旭区)から九州沿岸の警備に出発。
私の旅が長いためにため息がでるように恋しく思う時は、
足柄山の峰にかかる雲を見て心を和らげなさい。
恋しく思うことは分かるが、あまり心配して身をこわすより
心を慰めながら無事に私の帰るのを待ちなさい。
私の夫を筑紫へ送り出すが、それが心配で心配でたまらないので、
夜も帯を解かずに、夢にも離れないようにと思いながら寝るようです。
防人の任期は三年。旅費や装備は自前で、任期終了後も楽には帰れず、
道端で餓死する者も多くいた。
防人の管轄に当たっていた大伴家持は歌を集め「万葉集」に収めた。
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
by arcdesign
| 2012-10-14 18:09
| 生活文化
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