2009年 11月 24日
名曲喫茶 渋谷 |
ライオン
渋谷の道玄坂近くにある喫茶店「ライオン」
昭和元年(1926)、創業。
名曲喫茶黎明期の空気を今に伝えるタイムカプセル。
3ヶ月に2回ほど、クラシック音楽に浸りに行く喫茶店。
昭和20年の空襲で全焼し、25年に初代と同様のデザインで再建。
その経緯がわからないと、正直、入ろうという気が起こらない外観
だが、中に入ると異次元の世界。
薄暗い漆黒の空気の中に大きなスピーカーが吹き抜けの中央に
据えられ、1、2階の客席は全部スピーカーの方に向いている。
人と一緒に入っても会話は適さない(できない)。
ひたすらにクラシックの名曲、名盤レコードを最良の音質で鑑賞
するわけである。それは美味しいコーヒーと共に至福の時間。
今の天皇陛下が皇太子時代にお忍びで訪れたこともある。
その時のリクエストはメンデルスゾーン「バイオリンコンチェルト」
店内は撮影禁止になっているので、略。
2010年1月24日追記
昨日、ライオンに行くとチラシのデザインが変わっていた。
今年のバージョンはレトロ調。この方がいいです。
定時コンサートはベルリーズ「幻想交響曲14」
月末にはヤナーチェクの「シンフォニエッタ」(1Q84で知られる)
(是非、聴きに行かねば)
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
渋谷の道玄坂近くにある喫茶店「ライオン」
昭和元年(1926)、創業。
名曲喫茶黎明期の空気を今に伝えるタイムカプセル。
3ヶ月に2回ほど、クラシック音楽に浸りに行く喫茶店。
昭和20年の空襲で全焼し、25年に初代と同様のデザインで再建。
その経緯がわからないと、正直、入ろうという気が起こらない外観
だが、中に入ると異次元の世界。
薄暗い漆黒の空気の中に大きなスピーカーが吹き抜けの中央に
据えられ、1、2階の客席は全部スピーカーの方に向いている。
人と一緒に入っても会話は適さない(できない)。
ひたすらにクラシックの名曲、名盤レコードを最良の音質で鑑賞
するわけである。それは美味しいコーヒーと共に至福の時間。
今の天皇陛下が皇太子時代にお忍びで訪れたこともある。
その時のリクエストはメンデルスゾーン「バイオリンコンチェルト」
店内は撮影禁止になっているので、略。
2010年1月24日追記
昨日、ライオンに行くとチラシのデザインが変わっていた。
今年のバージョンはレトロ調。この方がいいです。
定時コンサートはベルリーズ「幻想交響曲14」
月末にはヤナーチェクの「シンフォニエッタ」(1Q84で知られる)
(是非、聴きに行かねば)
自然素材の家で気持ちよい暮らし
横浜 川崎 住宅設計 木造 他
by arcdesign
| 2009-11-24 01:24
| 生活文化
|
Comments(4)
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by
はるピーカー
at 2009-11-24 22:20
x
>>大きなスピーカーが吹き抜けの中央に
音楽?音響?好きに良くある。
自宅の家の暖炉をごっそり、
巨大スピーカに置き換えたようになる。
家はスピーカの付属品となる。
デザインも何もあったものではない。
音は風圧となり、体で聞くことになる。
ダイナミック。
音楽?音響?好きに良くある。
自宅の家の暖炉をごっそり、
巨大スピーカに置き換えたようになる。
家はスピーカの付属品となる。
デザインも何もあったものではない。
音は風圧となり、体で聞くことになる。
ダイナミック。
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by
hosoya
at 2009-11-24 23:09
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昔のLPの場合は音源がよくないしモノラルだし、折角の機器も聴きごたえがない危機。(味はあるが) 室内雰囲気は鬼気せまって奇々怪々。
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by
はるサンウンド
at 2009-11-24 23:18
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最近のテクノロジー。
プラスチックのLPレコードを
聞くためのレコードプレーヤーだが、
ピックアップがレーザー。
針で磨り減っていない溝の奥の
起伏を、非接触で読んで音にする。
古いレコードも蘇る。
ここまでくると、アナログだか
デジタルだかわからなくなる。
しかし、350万円。
プラスチックのLPレコードを
聞くためのレコードプレーヤーだが、
ピックアップがレーザー。
針で磨り減っていない溝の奥の
起伏を、非接触で読んで音にする。
古いレコードも蘇る。
ここまでくると、アナログだか
デジタルだかわからなくなる。
しかし、350万円。
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by
hosoya
at 2010-01-24 01:01
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2010年のチラシ 追記